どうも。悩み続けたポータブル電源へ
答えを出したともパパです。
私がキャンプを始めた2019年4月ぐらいからでしょうか、
キャンプにポータブル電源を持って行く人もチラホラと居て、ポータブル電源のブランドや商品のラインナップも
どんどん増えていった気がします。
欲しいなーと思いつつもいいお値段かつ、
電池の進化は日進月歩。
電気容量もニューモデルはどんどん増え、
2年前は大容量と謳っていた製品も
今やミドルクラスの容量に。
毎年新しくなるポータブル電源。
いつ買ったらいいんだよ!
って
迷いに迷っていた訳ですがついに決めました。
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ともパパが購入を決めたのは、Aiper FREEMAN500でございます。
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【購入にあたってこだわった事】
①500Wh以上の充電容量
→エネルギーロスも考えると
25w(たとえば電気毛布)ぐらいの物を18時間使えます。
②充電サイクル数の多いもの
→良いお値段のポタ電。長く使いたいしオール電化の深夜の安い電気を最大限に活かしてみたい(笑)
ちなみにちょっとマニアックですがポタ電に内蔵されるバッテリーの種類に関しては、
一般的な物に使われるリチウムイオン電池の中でも「リン酸鉄」リチウムイオンバッテリーを選定の基準にしました。
ちなみにFREEMAN500は、(本当に使えるかは分かりませんが)充電サイクル1500回以上約5年使えます。って書いてあります。(本当に?(笑))
Google検索で調べた浅はかな知識ですが、
最近の一般的なポータブル電源はプラス極に使われている素材が
三元系(ニッケル、マンガン、コバルト)という3つの金属を融合したもので、NMCバッテリーなんて表記をされています。
私の調べたところの三元系バッテリーのメリットは体積あたりのエネルギー容量の高さ。
端的にいうと、小さいサイズなのにエネルギーが沢山入るので小型なのに大容量で
キャンプに持って行くのも楽って事です。
ただし、三元系のサイクル数は800回を超える様な商品は見つけられず、サイクル数の多い
リン酸鉄系に絞って商品選定を進める事にしました。
③コスパ!(爆)
→ポータブル電源のコスパってすごく難しくて、
私が基準にしたのは1Whあたりいくらか?という事。
例えばキャンプ場でも使っている人を良く見る
PowerArQ2 500Whであれば定価が59,800円なので、
約60000円÷500wh=120
この120という値(ともパパとコスパをかけてコスパパとします(笑))が小さければ小さいほど、
1Whの容量を安く買えているという事になるので、
80コスパパ以下を目指す事にしました。
80コスパパ×500Wh=40,000円
要するに4〜5万円で大容量の物が欲しいということです。
(上記項目で、選びましたがデメリットや諦めたこともあるので後半に書きます。)
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【ポータブル電源のスペックの大前提】
少し前のポタ電なら特筆スペックだった事も今はもう当たり前
以下は選ぶ上で必要だけど前提スペックとします。
●複数の出力ポート(AC、USB、Type-Cが複数箇所、シガーソケット)
●AC純正弦波出力かつ定格300w以上
●パススルー充電(充電しながら使える)
【購入にあたって候補に挙げた物】
No1 BLUETTI EB70 716Wh
これ、ほんと欲しかったー。
何よりこのミントグリーン可愛くないですか?これが置いてあっても違和感の無い
おしゃれ感のあるサイトをいつか作りたいという憧れも含むです(笑)
スペックも文句なし
716Whに最速3.75時間でフル充電。
接続ポートもAC、USB、シガーソケット、Type-Cは100Wで急速充電できちゃう。
重さは約10kgで重たいけど、ライトもついて災害時も頼れるやつです。
キャンプで便利そうなのがワイヤレス給電。
これも欲しかったー。
で、問題のコスパパです。
数ヶ月調べてましたが、安くても定価78,800円が59,800円
59,800÷716=
83.5コスパパ !
うーん。惜しい。すごい惜しい。
いやでも、これやっぱり買いだったんじゃ無いかろうか。
でも、なんだかんだで6万円近い。
コスパは良いですがやっぱり総額が高い。
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No2 BLUETTI EB55 537Wh
これは上記の容量サイズを小さくしたニューモデルです。
定価は58800円。
AC電源では定格700Wまで使えるし、重さも7.5kgコンパクトかつパワフルなモデル。
しかしこちらは2021年モデルということで値段は若干の値引きで
50,000÷537=
93.1コスパパ !
ということで、お値段が下がるのはもう少しかかりそう。
でも、サイズと容量と機能のバランスを考えると良さそうだと思いました。
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3番目は番外編気味だけど。
No3 EcoFlow(エコフロー) RIVER Max 576Wh
これは表記が無いので、リン酸鉄のリチウム電池を使用しているのか分かりませんがとにかく高機能。
乾電池のごとく電池を追加する事で、288Whから576Whへ容量の増加。
1時間以内に0から80%まで充電できるEcoFlow X-Stream チャージテクノロジー
スマホにも連携して使用状況やLEDライトのコントロールも。
ハイテク感満点でこれもくすぐられますが、定価63,800円。
クーポン利用で56,800円÷576=
98.6コスパパ !
これでも、昔よりはかなり高機能になり値段もすごく下がってるんと思うんですけどね
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そして私が購入した Aiper FEREEMAN500 定価は49,800円ですが、
私がアマゾンタイムセールで購入したのは
37,500円÷614
脅威の61コスパパ !
(でも、今調べたらアマゾンや楽天でももっと安い金額で出てます。。。うーんタイミング外したか泣)
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ここからちょっと記載漏れスペック画像追加
重量は8キロでちょっとずっしり来ますね。
AC出力は定格500w 瞬間最大1000wですが、
緊急事態以外はそんなに大きな電力使わないかな。
USBはタイプA2つ、Cが1つで必要十分
PV入力もありアンダーソン変換ケーブルも付属
なんで、ソーラーパネル利用もつなぐだけー。
サイズは飲みかけの爽健美茶と比べてください(笑)
ACポートは裏面で、何気に蓋付きがキャンプにもってこい。
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先日の連休で実践してデビューでしたが、
DCモーターの扇風機なら中風で11wでしたし、
容量614Whのうち90%の効率だとしても552Whですので、
50時間使える想定なんで2泊日のキャンプなら気兼ねなく使えます。
車載冷蔵庫も移動時に予冷したら電気消費は思ったより多くない。
スマホも余裕の充電。35℃を超える気温でしたが、三女もスヤスヤ
ポタ電って便利を実感してきました。
あと最後FREEMAN500を選んだ一つにAC出力の100V電圧であることがあります。
日本は100Vですが、アメリカなら120Vであり、ポタ電って100−120Vという曖昧なアバウトな
設定であったりします。
小難しいので割愛しますがW=A×Vという式が成り立ちますので、
Vが大きい(100Vじゃなくて120V)だとWの数字(電力)を無駄に消費することにもつながるので、
細かいですがこんなところも気にして選びました。
【最後お待ちかねのデメリット】
①充電時間が長い(フル充電まで8.5時間)
最近のタイプは、満充電までの時間の短さをアピールする商品が多いです。
電池ってある程度90%ぐらいまで充電してからは、
ゆっくり充電しないと寿命の消耗になるらしいのですが、
同じぐらいの充電容量でも、BLUETTIなら3〜4時間で満充電、EcoFlow なら2時間を切るスピード
ただし私の場合は、キャンプに行くときにフル充電されていれば問題ないので、ここは諦めポイントにしました。
②使用環境の許容範囲や、安全性能
気になったのは、使用温度
FREEMANは動作温度が0℃〜45℃という表記ですが、他の物は−10℃ぐらいまで使えるという表記の物もあります。
冬キャンでは一気に性能が落ちるということも聞いているポタ電ですので、
この辺りは気になるところですが、氷点下にならない様な工夫はできるかと思いましましたので、
こちらも諦めポイントにしました。
また、安全性能に関してもPSEマークはとっているものの、その他の災害時の推奨マークなどは未承認。
当たり外れもありそうな物でもあると割り切ってこちらも諦めポイントとしました。
(実際、アダプタが最高温度68℃まで上がる想定らしく「本当に大丈夫か?」と思ってしまいます。。。)
③細かい便利機能
本体のledライトとかワイヤレス給電とか電池拡張とか
「あったら便利だろうな」がことごとく無い!
だからこそ安いんでしょうけど。ほんと大きい電池って感じです。
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という事で、一旦の終焉を迎えたともパパのポタ電選び。
最安値で買ったつもりが、スペック調べてたら買った時よりもかなり安く出てて、
ある意味凹んだ。。。
でも、それが日進月歩のポタ電なのかも。
(でも、半導体不足とかキャンプブームでキャンプギアが値下がりしにくいとか、
夏キャンプに電源なしは辛いとか、色々考えて買ったし、
何より嫁さんが、買う前よりは好感触なので良しとしたいと思います。)